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ランタウ・アバンに32年前に放流したオサガメが再上陸!

ウミガメの上陸地として世界的にもよく知られているマレー半島東側にあるトレンガヌ州ランタウ・アバン。

そのランタウ・アバンの浜辺に、現在、絶滅が危惧されているウミガメ、オサガメのメスが32年ぶりに産卵のために上陸して話題となっています。

ランタウ・アバン (Rantau Abang) は、マレーシアのトレンガヌ州にある村です。あたりはマレーシアの田舎のカンポン(村)といった雰囲気です。

ところが、村の近くにウミガメの一種であるオサガメが産卵することで有名な海岸があることで、この村の名前は全国区です。

バス停からすぐの場所に、ウミガメの情報を提供しているタートル・インフォメーション・センター (Turtle Information Center) もあります。

オサガメの卵シーズンは5月~9月です。20、30年前は、それこそ毎晩のように産卵風景が見られたそうですが、近年は、海洋汚染などが原因で、ほとんど見られなくなってきています。

最大2.5メートルにも及ぶという、カメの中では最大種にあたるオサガメは、1980年代半ばを最後に、ランタウ・アバンへの上陸報告が途絶えていました。

ところが、2010年7月15日に上陸が確認されています。その後、8月6日までに合計3頭が上陸し、産卵数は217個に達しています。

さて、話題となっているオサガメは、1978年にランタウ・アバンに生まれて放流されたカメです。現在の体長は 1.5メートル、体重は500キログラム。1978年に放流した際、左のヒレに取り付けてられたタグから判別できたのことです。(他の2頭は、タグ無し)。

このオサガメは、プテリ・ランタウ・アバン(ランタウ・アバンの王女)と名づけられ、ウミガメ研究センターが発信機を取り付けらた上で、再び海に返されています。

18年前にランタウ・アバンに旅行したことがあります。ほんとうに、ひなびた田舎という感じで、のんびりとした印象が残っています。

残念ながら、ウミガメの産卵を目にすることはできまんせんでした。

オサガメは、漢字では長亀と書き、学名は「Dermochelys coriacea」です。英語圏では、一般的に「Leatherback」と呼ばれています。


これは、カメなのに皮骨と鱗でできた甲羅がなく、背中も皮膚で覆われていることから「leatherback=皮の背中」と呼ばれています。

暗い深海で主にクラゲを捕らえいるそうですが、その生態については判明していないようです。

大きなものだと、全長が2メートルを超え現存するカメの中では最大サイズ。また、遊泳速度も最高で時速24kmとウミガメとしては最速を誇っています。

しかし・・・・・・甲羅の無いカメ・・・・・いつか、実際に見てみたいものです!

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