リム・カーワイ監督『それから/After All These Years』@大阪アジアン映画祭2011プレイベント/2011年12月4日(土)~12月11日(土)

「大阪発。日本全国、そしてアジアへ」をテーマに日本初上映となるア ジア映画最新作を多数上映するアジア映画の祭典「大阪アジアン映画祭」。2011年からはコンペ部門も新設され、さらにスケールアップしての開催です。

この「大阪アジアン映画祭2011」に先立ち、2011年12月上旬にプレイベントが大阪で開催されます。

大阪アジアン映画祭2011のプレイベントで、日本に留学したリム・カーワイ監督作品が上映!

プレイベントでは、過去2回の「大阪アジアン映画祭」で上映された話題作を上映する「大阪アジアン映画祭2009・2010セレクション上映」、そして「大阪アジアン映画祭2010」のクロージング作品『東京タクシー』のキム・テシク監督の特集企画、さらにインドの巨匠グル・ダット監督の特集企画などがプログラムされています。

マレーシア関連では、過去2回の「大阪アジアン映画祭」で上映された話題作を上映する「大阪アジアン映画祭2009・2010セレクション上映」にて、大阪アジアン映画祭2010「アジアン・ミーティング大阪2010」上映作品である『それから/After All These Years』が上映されます。

マレーシア出身のリム・カーワイ監督が手がけた『それから/After All These Years』(2009年/マレーシア・中国・日本/カラー/100分/デジタル/出演:大塚匡将、ゴウジー、へー・ウェンチャオ)は、10年ぶりに故郷に帰ってきた主人公を軸に物語りが展開します。なぜか家族や町の住人は彼の存在を否定するが、レストランの店主だけが彼を覚えている……。

マレーシア出身のリム・カーワイ監督は、大阪大学工学部を卒業。大阪で「CINEMA塾」(塾長:原一男監督)にも参加しています。エンジニアとして勤務した後、今度は北京電影学院に留学。『

2009年に北京近郊で撮影された『それから(After All These Years)』は、リム・カーワイ監督の初長編作品となります。

現在は、2作目『香散見草』(日韓香馬仏合作)を制作中です。ちなみに、2005年から約30人の若手監督に作品を助成してきたCO2(シネアスト・オーガニゼーション・大阪)の本年度の助成監督に選出されています。

その他、12月11日(土)・12月12日(日)には、「アジアン 昨日、今日、明日」と題して、1950年代のインド映画の黄金時代を疾走し、監督のほか出演・製作もこなしてスターの座に君臨後、1964年に39歳の若さで自ら命を絶ったインド映画伝説の名匠グル・ダット監督特集&今年3月に開催された「大阪アジアン映画祭2010」のクロージング作品『東京タクシー』を手がけた韓国の映画監督、キム・テシク監督特集が開催されます。

さらに、12月4日(土)・11日(土)には、「大阪アジアン映画祭2009・2010 セレクション上映」がシネ・ヌーヴォを会場にして開催されるほか、2010年12月10日(金)には大阪大学箕面キャンパスを会場に、今回で3回目となる映画字幕翻訳講座も開催されます。

「大阪アジアン映画祭2009・2010セレクション上映」概要

  • 開催期間:2011年12月4日(土)~12月11日(土)
  • 会場:シネ・ヌーヴォ
    大阪市西区九条1-20-24 / Tel:06-6582-1416
  • アクセス:地下鉄中央線「九条駅」6号出口徒歩3分、阪神なんば線「九条駅」2番出口徒歩2分
  • 料金:前売800円 ◎各回入替制。1作品ごとにチケットが必要。
    ※前売券は、チケットぴあ、セブンイレブン、サークルKサンクス(Pコード:462-379)、他。
    当日券:一般・学生1000円、シニア(60歳以上)800円、高校生以下600円
    ※連日朝より当日分の整理番号つき入場券の販売を開始。入場は各回10〜15分前より整理番号順。
  • 主催:大阪アジアン映画祭実行委員会
  • 問合せ先:大阪アジアン映画祭実行委員会事務局
    〒530-0014 大阪市北区鶴野町4番B-801(NPOコミュニティシネマ大阪内)
    Tel:06-6373-1211 / Fax:06-6373-1213
    ※電話でのお問い合わせ:平日10:30~18:00
  • 詳細は、大阪アジアン映画祭2011公式サイト内のプレイベントコーナーにて 。