2012年3月24日(土)~31日(土)の期間、吉本興業を中心に展開する「第4回沖縄国際映画祭」が、沖縄県宜野湾市で開催されます。「Laugh&Peace」、つまり笑顔(笑い)と心のやすらぎ(平和)をコンセプトとした映画祭として定着してきた沖縄映画祭、4回目となる今回も”Laugh & Peace”をコンセプトに、映画・映像を通して新しい映画祭&映像祭を目指して、合計15カ国の102作品が上映されます。
合計15カ国の102作品が上映! マレーシアを舞台とした映画も!
同映画祭では、日本で公開前の長編新作コメディ映画という条件で国内外から作品を集め、予備審査で選出された作品の中からグランプリを選出する長編プログラム(Laugh部門、Peace部門)を軸に、その他、様々なプログラムが用意されています。
例えば、特別上映作品(日本のコメディ、世界のコメディ、リスペクト上映、ドキュメンタリー部門など)、地域発信型プロジェクト(国内外のローカルを打ち出した映画作品)、あるいはファッションショーやライブなども行われます。いかにも吉本興業らしいテイストを打ち出しています。
また、第4回沖縄国際映画祭の目玉の一つには、メイン会場である沖縄コンベンションセンター裏の宜野湾トロピカルビーチのビーチステージに登場するオープンエアスクリーン「Cine Screen 400」があります。幅 26.65m、高さ14.76m、最大8000人が鑑賞できるという世界最大の移動式スクリーンなど話題を提供!
上映作品は、往年の名作『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989年)と『ショーシャンクの空に』(1994年)、松本人志監督の『さや侍』(2011年)や、一般の人々から寄せられた「あなたの人生のベストムービー」から選定した『ナビィの恋』(1999年)、そして芸人たちが昨年の3月11日後、笑いに何ができるのかを問いかけたドキュメンタリー『お笑い芸人と東日本大震災~よしもとあおぞら花月~』(2012年)の5本。
マレーシア関連では、地域発信型プロジェクト部門にて、タイ、フィリピン、マレーシアの3地域を舞台に、日本人スタッフと現地スタッフ、日本人キャストと現地キャストの共同作業で制作された3本の作品からなるオムニバス映画「同じ星の下、それぞれの夜」が上映されます。
なお、今年もニコニコ動画が期間中、ブースを出展。沖縄国際映画祭チャンネルにて「ニコニコ神社」やビーチステージイベント各種の生放送を行います。
タイ・フィリピン・マレーシア「同じ星の下、それぞれの夜」の概要と上映日
タイ、フィリピン、マレーシアの3地域を舞台に、日本人スタッフと現地スタッフ、日本人キャストと現地キャストの共同作業で制作された3本の作品からなるオムニバス映画です。
フィリピンを舞台とした「ニュースラウンジ25時」、マレーシアを舞台とした「FUN FAIR」、タイを舞台とした「チェンライの娘」といった具合に、日本人スタッフと現地スタッフ、日本人キャストと現地キャストの共同作業で制作された3本の作品からなるオムニバス映画です。
冨永昌敬、真利子哲也、富田克也という注目の3人が監督を手がけており、物語は3人の日本人がそれぞれの場所で、同じ時刻に体験したそれぞれの”奇跡の瞬間”を描き出すファンタジー的な作品です。
- 上映日時&場所:
- 3月27日(火)11:30~ / シアター2
- 「ニュースラウンジ25時」
- 冨永昌敬監督
- 出演:ムーディ勝山、阿部真里、西方凌、森松剛憲
- 「FUN FAIR」
- 真利子哲也監督
- 出演:山本剛史、Soon Je nie、Azman Hassan
- 「チェンライの娘」
- 富田克也監督
- 出演:川瀬陽太、ディーチャイ・パウイーナ、 スシットラポン・ヌッチリ、クリサナー・オビ、 レイザーラモンRG
第4回沖縄国際映画祭の概要
- 期間:2012年 3月24日(土)~31日(土)
- 会場:第1会場 沖縄コンベンションセンター及び周辺地区【宜野湾市】
第2会場 桜坂劇場および国際通り周辺【那覇市】、北谷町はじめ県内各所 - 主催:沖縄国際映画祭実行委員会
- 運営:(株)よしもとラフ&ピース
- チケットなどの詳細情報は、沖縄国際映画祭公式サイトにて。