東南アジア各国と日本の若手舞踊家・演奏家のコラボ舞踊公演「MAU(舞う): J-ASEAN Dance Collaboration」

「MAU(舞う): J-ASEAN Dance Collaboration

2013年11月22日(金)・23日(土)の両日、クアラルンプールにあるマレーシア国立劇場のイスタナ・ブダヤにて、マレーシア、インドネシア、フィリピン、シンガポール及び日本の5カ国の舞踊家・演奏家がコラボする舞踊公演「MAU(舞う): J-ASEAN Dance Collaboration」が開催されます。

マレーシアをはじめ東南アジア各国の若手ダンサー&音楽家たちによるコラボする舞踊公演「MAU(舞う): J-ASEAN Dance Collaboration」

この舞踏公演は、日・ASEAN友好協力40周年記念事業の1つとして 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)が企画・制作するもの。

演出・舞台構成を手掛けるのは、日本舞踊<宗家藤間流>藤間勘十郎氏。ASEAN各国・地域の歴史・文化を背景とする伝統舞踊の演目を見せながら、随所に日本の歌舞伎の演出技法を駆使することで、新たな舞踊の見せ方を提示する、という斬新な公演です。

出演するのは、マレーシア、インドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポール、日本の伝統舞踊のバックグラウンドを持つ若手中心のダンサー及びミュージシャンです。

マレーシアからの参加者は、2011年に設立されたばかりのプロフェッショナルダンスグループ、ASWARA Dance Company(ADC)。

ASWARA Dance Companは、マレーシア唯一の舞台芸術の高等教育機関であるASWARA(Akademi Seni Budaya and Warisan Kebangsaan / マレーシア国立文化芸術遺産大学)舞踊科の卒業生たちにより構成されるグループ。マレーシアの伝統舞踊とコンテンポラリーダンスの双方を専門としています。

今回の公演では、ASWARA音楽科出身のミュージシャンたちも参加します。

各国からの参加者は、2013年6月に東京でワークショップを行っており、舞台セットを組んでの本格的なリハーサルも8月に埼玉県富士見市で行われています。

そして11月からはジャカルタを皮切りに、マニラ、クアラルンプール、シンガポールの各都市を巡回中です。

公演タイトルの「MAU(舞う)」は、藤間勘十郎氏が本プロジェクトのために付けたもので、ASEAN各国の舞踊と日本の歌舞伎舞踊の出合いがどのような舞台に結実するか? 注目です!

「MAU(舞う): J-ASEAN Dance Collaborationのポスター

「MAU(舞う)」のリハーサル風景の動画

マレーシア公演の概要