マレーシア映画『破裂するドリアンの河の記憶』@第27回東京国際映画祭

2014年10月23日(木)~31日(金)、六本木ヒルズ(港区)やTOHOシネマズ日本橋(中央区)を舞台に「第27回東京国際映画祭(27th Tokyo International Film Festival)」が開催されます。

マレーシア映画『破裂するドリアンの河の記憶』が第27回東京国際映画祭でワールドプレミア上映! / 2014年10月23日(木)~31日(金)

マレーシア関連としては、コンペティション部門(全15作品)にて『破裂するドリアンの河の記憶』(River of Exploding Durians)、そしてアジアの未来部門にて『ノヴァ ~UFOを探して~』がそれぞれワールド・プレミア上映されます。

マレーシア映画『破裂するドリアンの河の記憶』は、港町に暮らす高校生たちを軸に展開。森や海沿いをデートする主人公。その一方で、地元ではレア・アース採掘工場の建設が計画され、女教師のリムは、建設反対運動に参加しつつ、生徒に歴史を教える……。

高校生の淡いラブストーリーとしてスタートしながら、社会や歴史への意識を縦横に織り込んでいく、深みと美しさを備えた青春映画です。

複数の人物の視点がリレーのように繋がることで、世界の多面性を描き出す構成が秀逸!

リアリズムとロマンチシズムの双方を備えたスケールの大きい作品です。

作品を手がけたのは、1984年にシンガポール生まれの新人監督のエドモンド・ヨウ。これまでに『Kingyo』(2009年)、『Inhalation』 (2010年) 、『Love Suicides』 (2009年)などの作品のライターと編集に携わった後、本作品を監督。マレーシア映画界で注目される新鋭監督です!

『破裂するドリアンの河の記憶』上映スケジュール

10月24日(金)18:10~
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen7
登壇ゲストの予定有り: エドモンド・ヨウ(監督/脚本/編集)、ジョーイ・レオン(女優)、ダフネ・ロー(女優)、シャーン・コー(俳優)、ミン・ジン・ウー(プロデューサー)、コン・パフラック(撮影監督) Q&A: エドモンド・ヨウ(監督/脚本/編集)、ミン・ジン・ウー(プロデューサー)
10月27日(月)13:50~
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen6
登壇ゲストの予定有り: エドモンド・ヨウ(監督/脚本/編集)、ジョーイ・レオン(女優)、チュウ・チーイン(女優)、ダフネ・ロー(女優)、シャーン・コー(俳優)、ミン・ジン・ウー(プロデューサー)
10月29日(水)20:55 ~
TOHOシネマズ 日本橋 SCREEN6
料金
一般料金:1300円(税込)
学生料金:1000円(税込)
学生当日料金:500円(税込)
チケット購入方法

『破裂するドリアンの河の記憶』オリジナル・ポスター

破裂するドリアンの河の記憶

『破裂するドリアンの河の記憶』作品データ

タイトル
邦題:破裂するドリアンの河の記憶 / 英題:River of Exploding Durians / 原題:榴莲忘返
監督
エドモンド・ヨウ(Edmund Yeo / 杨毅恒 / Yeo Yee Haeng)
脚本
エドモンド・ヨウ(Edmund Yeo / 杨毅恒 / Yeo Yee Haeng)
キャスト
チュウ・チーイン(Chih-ying Chu)、ジョーイ・レオン(Joey Leong)、ダフネ・ロー(Daphne Low)、シャーン・コー(Koe Shern)、Azman Hassan、Mayjune、Pearlly Chua、他。
製作年/製作国/言語
2014年、マレーシア、北京語・マレー語・広東語
上映時間
128分
関連サイト
エドモンド・ヨウ個人サイト:Swifty, Writing
Facebook:River of Exploding Durians 榴莲忘返
Facebook: Edmund Yeo (杨毅恒 Yeo Yee Haeng)

第27回東京国際映画祭の概要

2014年10月23日(木)~31日(金)、六本木ヒルズ(港区)やTOHOシネマズ日本橋(中央区)を舞台に開催される「第27回東京国際映画祭(27th Tokyo International Film Festival)」

第一回目となる今年はタイ映画に注目! 「魅惑のタイ」と題してタイ映画の新作をはじめ、インディーズからメジャーまで幅広いラインアップで上映されます。

期間中は「東京 サクラ グランプリ」を選出する同映画祭のメイン部門である「コンペティション」(15本)をはじめ、日本未公開のエンタテインメント最新作をプレミア上映する「特別招待作品」、 独創的な日本のインディペンデント映画作品に焦点を当てた「日本映画・スプラッシュ」、 世界各国の話題作を取り上げる「ワールド・フォーカス」、 あるいはアジア(日本、中東地域を含む)で作られた新鋭監督の1本目または2本目の長編作品を対象にしたコンペティション部門「アジアの未来」などがあります。

そして、今年から国際交流基金アジアセンターがアジアの国、監督、俳優、テーマなどに焦点を当てた「CROSSCUT ASIA」(クロスカット・アジア)を東京国際映画祭内に創設。アジアを鋭く切り取った珠玉の映画を紹介するアジア映画の特集上映を行います。第1回の今年はタイに焦点を当てた「」。

第27回東京国際映画祭