一般財団法人 ロングステイ財団は2014年4月30日(水)、日本人のロングステイの希望先としてマレーシアが8年連続で1位になったことを発表しました。
ロングステイ財団の「ロングステイに関する意識調査」でマレーシア8年連続で第1位と不動の人気!
ロングステイ財団は2004年度から毎年「ロングステイに関する意識調査」を実施。今回の調査は、2013年4月から2014年3月までの間に、ロングステイ財団主催のイベントやセミナーの参加者を対象としたアンケートを集計したもの。
2013年度に開催したイベント・セミナーは延べ126回にも及び、参加者総数は2万2237人。アンケートの有効回答数は3,956枚としています。
第1位となったマレーシアに次いで、第2位はタイ、第3位はハワイ、第4位はオーストラリア、第5位はニュージーランドでした。
振り返れば、1990年代は西側諸国が人気。マレーシアがロングステイ希望滞在国ランキングでベスト10入りしたのは、2000年のことです。
年齢制限のない長期滞在ビザマレーシア・マイ・セカンドホーム・プログラム制度が導入された翌年の2004年度以降は、マレーシアは第2位、そして2006年以降は第1位となっています。
エメラルド色に輝く海、そしてジャングル、高原地帯など自然にも恵まれているマレーシアは、治安も比較的よく、英語も通じます。
そして日本と同じような生活レベルでも物価が低いことから、現在は中高年者を中心にロングステイ先として不動の人気を誇っています。
さて、ロングステイ財団は、ここ数年、他のアジア地域の人気も高まりつつあると指摘しています。
実際、2006年度のトップ10には、マレーシア、タイ、フィリピンの3ヵ国がランクインしましたが、2011年以降は、加えてシンガポール、インドネシアの合計5ヵ国がランクインし続けています。いずれも東南アジアの国々ですね。
なお、ロングステイ財団は今回の調査結果をまとめた「ロングステイ調査統計2014」を2014年9月に発売する予定です。
参考URL
- 公式サイト:プレスリリース – ロングステイ財団