マレーシア国旗のデザイン
1963年9月16日に制定されたマレーシアの国旗は、別名、「Jalur Gemilang」と呼ばれています。これは「栄光のストライプ」といった意味のマレー語です。
14本の赤と白のストライプが横に走り、左上には三日月と14の輝きを持つ星がデザインされています。
国連方式の国旗の縦横比は2:3ですが、マレーシアでの正式な縦横比は1:2です。つまり、横幅は縦幅の2倍です。
マレーシア国旗が持つ意味・象徴性
左上に配置された三日月は、マレーシアの国教であるイスラム教のシンボルです。横に走る14本の赤と白のストライプは、マレーシアにある13の州と連邦政府を表しています。
14本のストライプが同じ幅なのは、13の州と連邦政府が平等な関係にあることを意味しています。
ちなみに、1965年にシンガポールが独立するまでは、シンガポールを含む14の州を意味していたといわれています。
三日月と星の黄色は、マレーの王族の色で、青はマレーシアの統一を意味しています。